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2007年7月23日 (月)

★ TB コンサルタント コラムリレー ★

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本日も熱く面接の件を語っていただいた、 T.Y氏 。

毎回、毎回、とても勉強になっています。
さて今回は、
「私の人事時代に幾つかの面白いエピソードがあります」を
披露していただきます。

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今から6年ほど前にある外資系ITソフトウェア企業で人事をしておりました。

その会社では新卒は年間数名しか採用しておらず、
本当に優秀な人材しか採用しておりませんでした。

ある日、エンジニア志望の学生と面接をした際、

「あなたのPRを訊かせて下さい」

と質問したところ、その学生は「某ファーストフードでのアルバイト」
時代の話しをしてきました」。

私が

「それのどこがPRなのですか?」

と問いかけたところ驚いた様子でした。

そこで私は

「それがPRであれば、就職先はファーストフードが良いのではないの?」

と言った途端、下向きその後はボロボロの面接になったことを思い出します。

人によっては

「そのPRのどこが悪いのか?」

「学生なんだから大目にみてよ」

という意見もあると思いますが、「野球の監督に私サッカーが得意なのです」
と言わないと思います。
ここで問題なのは「伝えた言葉の内容ではなくて、思考力の問題」なのです。
その意識ではとても当時の会社では通用するものではありません。

登録者の皆さんにカウンセリングの際に自己PRをお訊きすると精神論であったり、
漠然とした内容でお話しする方が大勢います。

面接官はあなた自身を知らないわけです。

もっと具体的に相手があなた自身を相手にイメージできるように伝えて下さい。

これも新卒もしくは若年層の方が多いのですが、面接で伝えたいことを
「暗記」する方がよくいます。

これはあまり得策ではありません。
特に長い文章は緊張のため、途中で忘れたりします。

「初めから言わせて頂いて宜しいでしょうか?」 という人もいました。
「面接は仕事をする上でのシュミレーション」になります。

何が起きるか分かりませんし、面接官もプロですからあの手この手で突付いてきます。
私はカウンセリングで面接の際のポイントとして「コア」という言葉をよく用います。

「自分の核になるもの」さえ押さえておけば、どのようなことを質問されても問題は無いわけです。
そこには「自己分析」「企業研究」など転職における基本を学ばなくては出来ません。

機会があれば是非そのような面接における様々なポイントを元人事である
私だから出来ることをお伝えしたいと思います。

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なるほど!
勉強させていただきました。

ちなみに コア とは・・・

1 物の中心部。中核。

3 鋳物の中空部分をつくるための鋳型。中子(なかご)。

4 物の芯に鉄を入れたもの。鉄心。

5 コアシステムの建築物で、共用施設をまとめた部分。

どのポジションでも、欠かせない大事なものですよね。
私も日々、具体的に自身のことを伝えられるよう、訓練したいと思います!

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